第22回日本オフィス学会大会は、当初京都工芸繊維大学松ケ崎キャンパスで開催、同時にZoomウエビナーでリモート中継する「ハイブリッド」形式で準備を進めてまいりました。
事前の申し込み状況はリアル参加者92名、リモート参加者497名、合計589名という過去最高の人数となりました。
しかしながら昨年来の新型コロナウイルスの感染が収まらず、開催日である9月11日(土)はキャンパスの所在地である京都府も緊急事態宣言下になることが決定されましたため、登壇者、関係者のみがキャンパスに集まり、一般参加者はすべてリモートでの視聴となりました。
■第1セッション 11:00~12:00
開催当日の京都は朝から雨模様の蒸し暑い日でした。定刻の午前11時に古阪幸代企画委員長の司会でスタート、最初に松岡利昌会長のご挨拶がありました。
続いて第1セッションとして京都工芸繊維大学デザイン・建築学系の木谷庸二教授による歓迎の挨拶とご講演をいただきました。
■第2セッション 13:00~15:00
昼食休憩をはさんで午後1時からは第2セッションとして「ハイブリッドワーク~なぜオフィスはなくならないのか」をテーマに記念パネルディスカッションが行われました。モデレータは京都工芸繊維大学デザイン・建築学系仲隆介教授。パネリストとして関西学院大学古川靖洋教授、大阪大学松波晴人特任教授、同志社大学三木光範名誉教授、TATAMI代表取締役高原良氏が登壇いたしました。
■第3セッション 15:15~16:45
第3セッションでは日本オフィス学会副会長、東京造形大学地主廣明教授をモデレータに、現在学会に8つある研究部会からそれぞれの代表者8名がリアルとリモートで参加して同じテーマでパネルディスカッションを展開いたしました。
全プログラムは午後5時に終了、本来であればこの後参加者による交流会を計画しておりましたが、社会情勢を鑑みそのまま終了、解散となりました。
なお大会論文発表6編と研究部会報告8編は期間限定(9月11日~10月10日)のストリーミング配信として特設ページで公開しました。
第23回大会は2022年9月に東京都内で開催予定ですが、今後の状況を見ての判断となりますので、最新の情報は日本オフィス学会ホームーページでご確認いただきたいと思います。